4月中旬のとある日、50人ほどの人の前に立ったときにその違和感が生じた。
「あれ?ピントが合わない?」
みんなの顔がはっきりと見えない!
「なんでだろう??」
その日は違和感だけで終わった。
その違和感は翌朝も残り、自転車での通勤をあきらめ電車で会社まで着いたのだか、仕事を始めてすぐ会社のパソコンのディスプレイを見るだけで気持ちが悪くなってきてしまい早退、眼科へ急ぐ。
眼科で視力検査をしているときに、自分で気がついた。
右目と左目の画像がズレている!!
これか、原因は。
でも片眼ずつでみると、それぞれ視力1.2ずつ、ちゃんと見える。
そこだけ見て、その眼科医は「疲れでしょう」とビタミン剤だけで片付ける。
しょうがないので家で静養していたが、ずーっと気分が悪いまま。
2日後、別の休日診療していた眼科で診てもらうと
「斜視になっています。大きな病院で精密検査をしてもらってください」
すぐに紹介状を書いてもらい、翌日、大きな病院で精密検査開始。
それでもすぐには分からず、そうこうしているうちに画像のズレが、角度をつけて大きくなった。さらには、斜視側の明るさが徐々に落ちだして・・・今では、通常の10分の1以下の明るさでしか見えなくなってしまった。
緊急入院して精密検査しましょう
って、それまでも散々、頭部MRIや血液検査をしてきたが、
さらに眼の部分を中心に造影剤を入れたりCT、X線
血液検査もこれでもか、という程の項目数を行う。
それに加えて生理検査(神経伝導速度検査)に骨髄液も採取して・・・
やっと、原因にたどり着きました。
診断名
「ギラン・バレー症候群」もしくはその亜型の「
ガーン
かなり稀な病気だということです。
治療にはそれなりの期間も必要、とのこと。
ま、でも原因不明で半月近く治療すらできず、GW10連休+1週間、ただたんに苦しんでいたのに比べると、今は適切な治療が始まったので、安心しています。
ということで、まだしばらく入院することになるので、入院している間に考えたこと、読んだ本のこと、子ども達に伝えたいこと等々、書き綴りたいと思います。
以上、長ったらしい背景でした(笑)
ギラン・バレー症候群、
https://www.neurology-jp.org/
・フィッシャー症候群は急性の外眼筋麻痺・運動失調・
・多くは上気道系感染後に発症し、1~
・眼運動神経(動眼・滑車・外転神経)
・外眼筋麻痺は平均3ヶ月で消失した。