失ってみてはじめてその有り難みが分かることがある。
私は最近、片目が斜視になり、さらに暗く見えなくなった。
そんなときに感じた不便さ
・距離感がない
→ 字を書くとき
(なので、ペン先を書き始める位置にそ〜っと置いてから書き始める)
→ お箸を箸立てから選び取るとき
→ お店で商品を選ぶとき
・歩きにくい
→ 人混みの中を歩くとき
→ 駅の改札口に向かうとき
(見えない側から人が寄ってくるとぶつかるので、キョロキョロ首を動かす必要がある)
→ 階段の上り降り
・半分の景色しか楽しめないような気分
独眼竜政宗と呼ばれた武将、伊達政宗。
武士が片目が見えないと私のような青いことは言える状況じゃ無いのに…天下を取る一歩手前まで行った。
違った、違った!
そんなことを言いたいのではなく(笑)
普段当たり前だと思っていることができないと、すごく不自由に感じる。
だからこそ、今ある『普通』な、自由であることの幸せを噛み締めようと思う。