子ども達へ、そして自分自身へ
父は話すのが苦手で、瞬発力がなく、会議やいろんな場でバンバン議論ができる人たちを羨ましく思っていました。今の、今まで。
でも、タレントの武井壮さんは、「トークセンス」の正体は才能ではなく、見えないところでの努力の賜物、つまり徹底的な準備に過ぎない、という。
確かに昔海外の学会に参加したときに、講演会場の外で演者が何度もなんどもスピーチの練習をしている光景を見たことがあったっけ。
TEDだって、時間どおりに話せるように、練りに練って、練習を繰り返しているからこそ、あの華やかなスポットライトがある。
父はろくに努力もせずに、話がうまい人をうらやんでいました。
でもそれは違っていた。
できる人ほど、見えないところで努力してる。
それも楽しみながら!
さっそく父も実行していきます。
父より
以下、記事より2ヶ所を抜粋しました。
■準備の賜物
僕が司会者の振りにすぐに反応したり、あまり言い淀むことがなかったりするのは、こうして常にアウトプットの練習をしているから。トークに関しては、一切「瞬発力」で勝負していません。スラスラ話せているとしたら、その準備の賜物です。大体の質問はもう、僕自身が僕に投げかけて答えてきた質問ばかりなんです。
■メリット>頑張り
大切なのは、「頑張らなくてもやりたくなるシステム」を自分でつくりあげること。まずは努力以上の利益が必ず手に入る環境に身を置くことが大切です。頑張りに比べてメリットが少ないと、人の心は簡単に折れてしまいますから。