想いを伝える場

大切な人に伝えたい想い、伝えておきたいことを自然体でカジュアルに書いています。

置かれた場所で咲こう

振り返ってみると僕は
「置かれた場所で咲いてきた」のかもしれない
置かれた場所で 全力で走ってきた
努力を惜しまず 全力で頑張ってきた

それが僕のスタイル
これからもそうするのだろう、きっと
だって、それが僕のスタイルだから
 
でもそろそろ
歳もとってきた
片目も見えなくなってきた
体力もなくなってきた

もう少し視座を高く 視点を高め 視野を広く
全体を俯瞰して
グランドデザインを描く
全体感を大切にして
 
それが今の僕に出来ること
そう、僕が「置かれた場所」なのかもしれない
 
そろそろそういう役割を果たすときなのかな
それが全体最適に繋がるのではないか
それでみんなが幸せになれるのではないか
そういう場所に置かれているのかな
 
天命
使命
大きな流れ
  
noblesse oblige
人のために 生きてみよう
人のために この命を使おう
人のために この命を尽くしてみよう
 
人が成長し 喜ぶために
そして 平和のために

そよ風に吹かれながら、朝に想う

 
 

 
 

自分元年

令和元年
天皇の始まりの年

でも僕にとっても始まりの年
病気で初めての入院、しかも3回目
39日間+4日間+1ヶ月
約3ヶ月も自分と向き合うことができた時間

これまでの自分を振り返り、これからの自分を考える時間
そう始まりの年だ
自分元年

Today Is the First Day of the Rest of My Life

PTA通信を書きあげた
渾身の力と想いを込めて
保護者の方々へ
生徒のみんなへ
そして先生方へ

想いを伝えるにあたり、かなり悩んだ
ネタ出し、書いては消し、入れ替え、また書き直し
字数制限があるので、要らないものは省いていく

本当に必要なものだけが残る
抽出濾過される
苦みの効いた一杯が淹れ上がった

良薬と気付いてくれると良いが…バリスタ渾身の一杯
「どうぞ」
心を込めつつ
すーっと
さり気なく出したい

制約があるから最高のものを提供できるのかな
と気付いた
ただ思いの丈をぶつけるのも時にはよいが
やはり、制約がある中での
シェフやバリスタが相手のことをとことん考えた
究極の一品、一杯
それを提供したいと想う
 
「最高だなぁ」
としみじみ想ってもらえたら
 
それこそ最高だなぁ
 

これからの人生、制約を求めて、
その中で最高を提供していこう
朝に想う
 
 

生きる力

入院18日目の朝

 

黎明の空を破り 上り出る朝陽を望む

 

自然の神秘は 神々しく

 

生きる力を与えてくれる



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自分がかわってゆくこと

入院16日目の早朝、

眠れなくなっている自分がいた。

 

もう半月も、会社を休んでいる。

子どもたちにも会えていない。

漠然と不安にかられて

焦っている自分がいた。

 

ノートに、いろんなことを書き出している。

でも、なんも変わってねぇ、まだなんも。

 

病室から窓を見上げると、

少しだけ痩せ始めた満月が輝いている。

 

ふとその瞬間、

星野道夫さんのエッセイが浮かんできた。

 

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「いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。


 たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。


 もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?」

 

 

「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いて見せるか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」

 

 

「その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって・・・その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」

星野道夫著 『旅をする木』の中の「もう一つの時間 」というエッセイより

 -----

 

頭で考えることも必要かもしれない。

 

でも今感じている感謝の気持ちや、

その感情に寄り添うことで、

結果として自分が変われば、

それで良いのだろう、きっと。

 

焦らず、ゆっくりと

「もう一つの時間」を感じながら。

 

 

 

 

 

 

急ぎじゃないけど、重要なこと

新しいノートを買った

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その真新しいノートを開く

 

まっさらなノートのように

清々しい気持ちになる

 

1ページ目を開き、心構えを記す

 

・キレイに書かない

・無駄に書く

・なんでもどんどん構わず書く

・書いて、描いて、書きまくる

 

まずは書き殴ろう

 

今日で入院15日目

テレビも見てない

ブログ書いたりしてるけど

暇にはしてない

 

だけど、何してたんだろう?

これで変われるのか?

今日から始まる新しい人生の

10年、20年、30年…

 

急ぎじゃないけど 重要なこと

 

に、集中しよう。

 

 

め御守

入院13日目

 

なんでだろう?

昨日まで快調だったのに、、、

痛み止めを処方してもらったけれど

すごく重い

 

引きづられて

気分もどんより

何がいけないんだろう

どうすれば治るのかな?

 

これから天気が下り坂だから?

そうなのかな~

人間は自然に生かされている

自然の一部だから

 

友より頂いた

「目の霊山」油山寺「め御守」を

ぎゅーっと にぎりしめ

神様に祈り

友に感謝する

 

ありがとう

 


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油山寺

大宝元年(701)行基により開創とされる真言宗の古刹。醫王山薬王院油山寺と称し、本尊は薬師如来。「目の霊山」として知られ、天平勝宝元年(749)孝謙天皇眼病の折、境内「るりの滝」の加持祈祷された水で洗浄したところ快癒したことから天皇の勅願寺となる。掛川城の御殿下御門を移した山門、三重塔、本堂内厨子は重要文化財。平成25年3月より「宝生殿」の寺宝を一般公開している。

(「心の目を開く」油山寺住職 鈴木快光 著より引用)

yusanji.jp

 

 

 

 

笑顔のあふれる世界に

入院12日目 病室から想う

 

 

今の時代 すごく生きにくい世の中だなぁ と想う

 みな 常にカンペキを求められている気がしてならない

一度でも失敗をしたら もう許してもらえない

一言でも間違えたら 責められる

そんな世の中 息苦しくてしょうがない

だってみんな一生懸命頑張ってるのに・・・

 

 

子どもが生まれたとき

一人で座れるようになったとき

ハイハイできるようになったとき

つかまり立ちできるようになったとき

歩けるようになったとき

声を発すようになったとき

言葉を発するようになったとき・・・

何度も失敗しながら 人はできるようになっていく

それが 成長

それが 笑顔につながる

 

 

現代社会は 情報が溢れている

いつでも どこでも だれでも 掌の中には

スマホという便利な道具が握られている

すごく便利

常につながれる

「ごめん、遅れる」のひとこと

「人と会う」ことの大変さ 本当の大切さを

忘れてしまっていないだろうか

 

掌から世界中に発信できる

「死ね」「死刑」・・・

人が失敗すると ネットの向こう側から声高に叫ぶ「正義」

 

 

「人は悲しみが多いほど

 人には優しくできるのだから」

(海援隊「贈る言葉」)

この詞のように

この頃のように

人と人が顔をみて 直接話し 肌で感じ

相手を信じ 許す寛容の心をもった

優しさのあふれる時代に戻れないだろうか

いや戻るのではなく 創り出していこうよ

 

 

だって人は

失敗することで 成長するのだから

 

笑顔のあふれる世界にしようよ